尉繚とは?

『尉繚子』より : 尉繚子(うつりょうし)は、中国の戦国時代 (中国) 戦国時代に尉繚によって書かれたとされる兵法書である。全24巻。
『孫子』・『呉子』と並んで古くから、その評価が高い兵法書であったが、一方で「厳酷苛暴」という評価(方孝儒)があった。また著者である尉繚の経歴や全体の構成について諸説(歴史書によって29巻説と31巻説に分かれる上に現存は24巻構成である)があって、伝本の経緯が判明しない事から、明 明代以後には偽書説が唱えられ、清の姚際恒によって偽書と断定されてからはそれが通説となった。
1972年になって山東省臨沂県銀雀山の前漢時代の墓から出土した兵法書群(竹簡孫子参照)の中に『尉繚子』の写本が発見されたため、一転して戦国時代から遅くても秦代にかけての著作である事が明らかとなった。だが、同時にこれまで未発見の兵法書(仮に「守法等12篇」あるいは「守法守令等13編」と呼ばれている)の中に『尉繚子』と同一の内容の文章が見つかった事から、後世において編纂が加えられた部分も存在する事も合わせて判明したのである。

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